出張研修
出張研修レポート 日本フェンシング協会
2026.03.09
日本フェンシング協会 × SCSC
アスリートキャリア ビジョンワークショップ
〜自分のこれからを描こう!〜
日本フェンシング協会とスポーツキャリアサポートコンソーシアム(SCSC)は、所属選手を対象とした「アスリートキャリア ビジョンワークショップ」を開催しました。
「デュアルキャリア(競技人生+人としての人生)」をテーマに、競技と生活を切り離すのではなく、互いの経験をどう活かして自分自身の価値を高めていくか。
未来の自分を描く、学びの多い時間の様子をレポートします。

🎤 「納得する人生」を送るためのヒント
講師を務めたのは、SCSC運営委員・ACCの川島 隆一氏。
研修の冒頭、川島氏は選手たちに語りかけました。
「キャリアについて考えることは、単に将来に備えるだけでなく、今現在の競技力を高めることにも繋がります」
「「引退後の不安」を抱えたままでは、目の前のプレーに100%集中することはできません。キャリアについて考えを深め、少しずつでも事前に準備しておけば、進むべき方向を明確にすることで心の余裕が生まれます。そうすることで練習にも身が入るようになり、結果として競技力アップに繋がるのです。」
そんな「競技と人生の好循環」である「デュアル成長」の重要性が説かれました。
☝️ 競技×人生で生み出す「相乗効果」
研修で強調されたのは、競技で培った力が社会でも大きな武器になるという視点です。
☑社会人基礎力の活用
競技で培った「考える力」や「行動する力」は、あらゆる場面での強みになります。
アスリートとして競技を続ける中で育まれた社会人基礎力は、競技以外の場面でも役に立ち、競技以外の場面で培われた力は、競技力の向上にも繋がります。
「アスリートとしての人生」と「人としての人生」の間には、互いを高めあう“相乗効果=デュアル成長”が期待できるのです。
☑視野の拡大
競技以外の場面で得た知識や人との出会いは、新たな気づきをもたらし、結果として競技のパフォーマンス向上にも寄与します。
多様な意見に触れることで視野が広がり、ものの見方や考え方に幅が生まれると、選べる選択肢も多くなります。
今のうちから様々な人と出会い、つながりを持っておくと、人生におけるかけがえのない財産となります。
✍️ 3つのステップで未来を「可視化」するワーク
選手たちは、以下の3つのワークを通じて自己分析と目標設定に取り組みました。
Step1 👉 スキルの「見える化」
社会人基礎力チェックシートを活用。
「なぜこの力が身についたのか?」を客観的に整理し、自分の得意・不得意を可視化しました。
Step2 👉 相乗効果の追求
競技で得た力を生活に、生活で得た知見を競技に。
具体的な活かし方を考え、グループワークで共有することで、自分一人では気づけなかった新たな視点を得ていました。
Step3 👉 ロードマップづくり
「数年後、どんな自分でありたいか?」を想像し、目標達成までのステップを付箋に書き出しました。
作成した未来へのロードマップを仲間と共有し、互いに刺激を受け合う姿が印象的でした。

研修後、選手たちからは前向きな変化が語られました。
\参加した選手の声をご紹介!/
● 自己分析したことで、競技と競技以外での自分の強みを再認識できました。今まで将来を見据えて行動することができていなかったので、将来に向けて毎日を大切に過ごしていきたいと考えています。
● グループワークを通して他の人の考えていることを身近に知ることで、自分の考えも再確認できました。将来のために決めた目標に向けて明日から動き出したいです。
● 自分の強みや弱みを再認識することができ、競技だけでなくプライベートでも向上していけたら、より良い人生に繋がると感じました。
最後に、
今回の研修を通じて、日本フェンシング協会の選手たちは「デュアルキャリア」と「デュアル成長」について学びました。「デュアル成長」は、選手としての人生も人としての人生も豊かに過ごすための、大切な要素です。
SCSCは、アスリートが自らの可能性を最大限に広げ、競技でも人生でも「自分らしい答え」を見つけられるよう、これからも伴走してまいります。
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