ラグビー以外の分野から学び、得たことのほうが、私自身のラグビー人生や”今”に大きく影響している

競技との出会い
1984年生まれ。父親が体育教員としてラグビーの指導をしていた影響で5歳の時にラグビーを始め、中学校卒業まで地元神奈川県の藤沢ラグビー蹴球倶楽部で競技を継続。高校は法政大学第二高等学校に進学し、スタンドオフやスクラムハーフなどバックスのポジションで活躍。高校3年生時に花園全国大会に出場した。
これまでのキャリア
●2000年 法政大学第二高等学校 3年生時に花園出場
●2002年 U-19日本代表
●2003年 法政大学入学
●2007年 NTTコミュニケーションズ株式会社入社
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス入団
●2010年 7人制ラグビー日本代表
●2018年 引退 NTTコミュニケーションズシャイニングアークスコーチ就任
大学進学と卒業後の進路
中学校の頃から「法政大学でラグビーがしたい」と考えていたので法政大学第二高等学校に進学し、その後法政大学に入学する。
当時は社会人までラグビーを続けるイメージは無かった。大学でしっかりラグビーのキャリアを残し、チームも大学選手権優勝を目指していたが、大学選手権ではベスト4が最高成績で、大学最後の年である4年生時はベスト8で敗退。
大学卒業後の進路は、3年生の頃から「競技と仕事の両立がしっかりできる企業に進みたい」と考えていたので、当時のラグビートップリーグのチームから誘いがあった中、NTT東日本へ入社。入社2年目にチームがNTTコミュニケーションズのシンボルチームになったことで転籍となる。入社した当初からビジネスマンとしても活躍したいと思っていたので、現役選手を長く続けるつもりは無かった。
競技と仕事の両立
入社当時は9時から17時まで通常に勤務し、オフィスから1時間程かかるグラウンドに移動、20時から練習開始というスケジュールだった。
入社4年目の2010年に7人制ラグビーの日本代表に選出され、2010年から2013年の期間は所属チームの15人制ラグビーと7人制ラグビーを兼務。7人制ラグビーは1日に3試合あることもあり、勝ち進めば翌日に決勝戦という非常にハードな種目で体力的にも負担が大きかったが、自身のパフォーマンスは想像以上に良くなり、周りからの評価や期待も高くなっていた。
「当時は仕事の面でも順調に成長できていたことが競技にも良い影響を与えていたと思うし、そのバランスが良かった」と振り返る。入社した当初は現役選手を長く続けるつもりは無かったが、大学時代に思い描いていた競技と仕事の両立を実現していく中で競技のパフォーマンスも向上し、結果的に34歳まで12年間の現役生活を送っていた。

選手引退後
現役選手引退後はラグビーから離れ社業に専念するつもりでいたが、チームからコーチ職の打診を受ける。
3年間は社業から離れてチームのコーチ業に専念した。その期間に、将来はアスリートのキャリアサポートの仕事をやっていきたいと思うようになり、そこに近い仕事をしている友人に相談し転職することも考えていた。
しかし、「アスリートに限らず人のキャリアに寄り添える仕事に就きたい。それであれば今の会社でもできる」と考え、社業に戻り現在は会社の人事系業務に就いている。現役選手時代やコーチ時代に身に付いたメンタル、リーダーシップ、マネジメントスキル、コーチングなどのポータブルスキルが、今の人事系業務にとても役立っていると感じている。
競技の枠を超えた人や分野から学ぶこと
「アスリート=ビジネスでも活躍できる」は少し違うと思っている。アスリートは、人への伝え方やコミュニケーションの取り方、目標を設定し戦略を練り、そこに向かって前進していく力と経験は十分ある。それを上手く言語化していくスキルを磨くことがとても大事だと思う。アスリート時代の経験を言葉にできないと意味が無い。
競技の枠を超えてアスリート経験の無い人との接点を積極的に作ることなど、自ら行動して競技以外の分野からも多くのことを学ぶ意識が必要だと思う。その行動力と磨かれたスキルを武器に、ビジネスの世界でも活躍していってほしい。

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